101381 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行き止まりは、どこにもなかった

行き止まりは、どこにもなかった

_6

ロドク「さて、今日もやってきたわけですが。」

かてないさかな「おや珍しく二日連続ですか。」

※5話を書いた次の日に書き始めた。ただし完成は4日後でした。

ロドク「今回は、満を持しての俺の二つ目の能力を披露しようと」

死忘「二つ目?え、いやキャラ紹介に書かれてなかったけど」

ロドク「ぶっちゃけ書き忘れてた。今思い出して書き足したよ」

糊塗霧隙羽「それだと大抵の読者は後付設定と思うんじゃないか」

ロドク「るせぇ。こまけーことはいいんだょ!という事でだ」

ロドク「時期が時期だし、海行くぞお前ら!!」

全員「はい!?」

かてないさかな「海って…この世界のどこにそんなものが」

ロドク「今から作るんだよ。俺の二つ目の能力でな」

死忘「いったいどんな…。」

ロドク「中二的設定だから、覚醒したら使えるみたいな能力なんだが…まぁここは精神の世界だしな。好きに使えるという事で」

ロドク「あらゆるものを分解、組み立てる事が出来る能力だ。これで今から海作るぞ」

ミルラ「作るぞ、ってそんなわくわくさんのように簡単に…」

ロドク「できました。」

ミルラ「はやい!」

糊塗霧隙羽「おー。間違いなく海だな。完全に海だ」

ロドク「多少心に影響があるかもしれんが、まぁ大丈夫と思うよ。」



現実のロドク「今日はなんか清々しい気持ちだわ。心の海の漣が(ry」



ロドク「さ、いくぜ?」

ミルラ「ねぇ、なんか数名怯えてるんだけど」

激撃激「やべーよ・・・水はやべーよ…」

ヤキムシ「ガタガタガタガタ」

閃光騨「ふ、ふかい…」

ロドク「そこまで怖いかよ!所詮作りもんだぞ!なんならそっちの砂浜で遊べよ!」

ユキ「ビーチバレーとかやる?」

かてないさかな「では私は審判で。」

ロドク「…そういう勝敗のあるチーム戦のゲームやるとさかなかわいそうだぞ。積極的に逃亡したけど。」

かてないさかな「まぁ前回と同じく、勝ちを設定しとけばいいんですがね。単に面倒」

ロドク「よしお前ら積極的に暴投しようなー!審判に向かって!」

死忘「チーム分けどうすんの?かなり難しくない?」

ロドク「いや、問題ない。俺が能力さえ使わなければ基本体力そう変わらん。体格が違うだけだろ。ぶっちゃけ同一人物だし」

ユキ「んじゃぁ、ぱぱっと分けちゃうよー」

シュタイナー「ちょーっと待ったぁ!」

ミッキー「どうせなら僕らも混ぜてもらおうじゃぁないか!ハハッ」

エルモ「アハハハハ!バレーバレー!で、バレーって何するのー!」

ロドク「そうか、場所移動した訳ではないから来ちゃうのか…」

ミッキー「そしてさらに、ちょっとした景品を賭けようじゃないか。その方が僕らは燃えるだろう」

糊塗霧隙羽「金の必要ない世界で何を景品にするっていうんだ?」

ミッキー「この金の延べ棒を」

全員「うぉおおおおおおおおおお!」

※ここに居る皆価値に関係なく金色が好きです。コレクションとして。

エルモ「ねぇねぇ、バレーって何するのー!」

ロドク「黙れ赤毛玉!!ともかくすぐさまチーム分けだ!血で血を洗うガチバトルとさせて、頂くのだ!延べ棒を!」

ユキ「あ、私もやるー。というか私とロドクでそれぞれリーダーみたいな」

ロドク「それ俺多分誰もしたがわねーぞ」

ユキ「いや、それ認めちゃダメでしょ…」


【チームA】

激撃激
siwasugutikakuni
死忘
シュタイナー
ユキ
ミッキー

【チームB】

閃光騨
糊塗霧隙羽
ミルラ
エルモ
ロドク


ロドク「まぁこんなもんでいいかな。ヤキムシは体格的に無理だし。」

ユキ「あれ、こっちのチームの方が多いけどいいの?」

ロドク「ぶっちゃけそっちのほうが戦力になりそうにないの多くね?」

ユキ「そんな事ないと思うから入れてるんだけど、本当に多くていいの?こっち」

ロドク「くどい。これで行くぞ。」

ユキ「わかった。あ、サーブは誰がやってもいいってルールでいこう」

ロドク「ん?あぁ、別にいいぞ」

ユキ「じゃぁサーブはまずシワくんー」

ロドク「シワ?っていうかあいつ外で遊べるのか?」

メキメキメキメキ

ロドク「背中から腕が…ってそのでかい手でまさか…」

siwasugutikakuni「レシーブ…」

ズドォン!!!

糊塗霧隙羽「あぶぅ!!」バキメキグシャァッ

ロドク「コトちゃぁああああん!」

ミルラ「…え、お腹貫いたよ…?」

糊塗霧隙羽「そっちはメカの部分で本体ではないから無事だ!」

ミルラ「え、顔取れた・・・」

ロドク「そういや説明とかしてねぇんだった!あれが本体だよコトちゃんは!とりあえず無事でよかった!」

糊塗霧隙羽「ただ私はもうこれ実質戦えないぞ!」

ロドク「ちょ、え、ひでぇ!おいユキこれダメだろ色々!」

ユキ「えー?自分がこのチームでいいっていったんじゃーん。あと多少の事故は仕方ないよぉー」

ロドク「おのれあの女ぁあ!負ける訳にはいかんのだぁああ!」

糊塗霧隙羽「まてロドク、私に名案が浮かんだ。閃光騨の力を使うんだ」

ロドク「え、出来んのか?」

糊塗霧隙羽「うまくやれれば、行ける筈だ。いいか…」

閃光騨「…わかった、やってみる」

ユキ「作戦会議は終了?どんどんいくよ!」

ミルラ「てか手加減してよー!こわいよユキ姉!」

ユキ「ごめんねミルラちゃん!勝負は非情なんだよ!」

死忘「ごめんね!」

ミルラ「女性陣こわい!」

ロドク「今更だよ…ミルラはとりあえず緩い球以外とりにいかんでいいからじっとしてろ、下手すると死ぬぞ」

siwasugutikakuni「レシーブ…」

ズドォン!!

ロドク「よし未だ閃ちゃん!」

閃光騨「はい!」

ブゥンッ

siwasugutikakuni「!?」メリメリメリ…

ユキ「シワくーーーーん!!」

死忘「何!?何が起こったの!?何でsiwaがそっちのコートにいんの!?」

ロドク「簡単な事さ。閃ちゃんの召喚で球の軌道上にsiwaを召喚したのさ」

siwasugutikakuni「グググ・・・」

ロドク「これでsiwaは動けまい!リタイアだ!さぁ勝負は0に戻ったぞ!」

かてないさかな「いや、ボールはコートに落ちてたんで2-0ですよ」

ロドク「てめぇええええええ!!」

かてないさかな「寧ろあの高火力玉や召喚で反則にしなかった事を感謝してくださいよ。即終了もありえたんですよ?」

糊塗霧隙羽「落ち着けロドク!ここでゲームが終わったら賞品もなしだ!」

ロドク「ちっ、しかたねぇな・・・・ゲーム再開だ!」

ミルラ「(え、あれ?なんかおかしくない…?)」

ユキ「シワくん…ゆっくり休んでてね…」

siwasugutikakuni「スマナイ」

ユキ「続いてサーブ、激撃激!」

激撃激「・・・・」

ロドク「あれ、まてよ。嫌な予感しかしねーぞ」

激撃激「ファイヤァアアーーー!!」

ドォン!!!

ロドク「ですよねぇーー!!!」

ミルラ「火の玉がぁ!火の玉がぁ!!」

糊塗霧隙羽「おい!エルモにモロ直撃したぞ!!」

ロドク「えっ、エルモォオオ!」

エルモ「あー!?なんか今日あついね!夏の太陽!?ハハハァ!」

ロドク「ダメだ!バカだあれ!焼けてるの気づいてねぇよ!」

閃光騨「じゃぁだいじょうぶだね」

糊塗霧隙羽「大丈夫か!?まぁ…うん、突っ込む気はなくなるな」

かてないさかな「3-0ですね。あ、あと決めないと勝負つかないからあと1点取ったら勝ちでいいんでないですか」

ロドク「雑!!!」

ミルラ「もうこれ負けちゃうよぉ…あぁう…」

ロドク「あざとく生きてる場合か!!はっ!そうだ!」

激撃激「つぎのサーブでおわりだぁあああああ!ファイヤァアア…」

ロドク「おいゲキ!」

激撃激「なんだぁ!いのちごいかぁ!」

ロドク「いや、冷静に考えろ!そっちに全員女居るぞ!」

激撃激「あぁ!?」

ロドク「海で女と言えば、セクシーのトップだろう!」

激撃激「えっ!?」

ロドク「しかも年上のおねーさんだぞ!ペチャパイいるけど」

死忘「てめぇ!」

ロドク「っていうか冷静に考えたらペチャパイしかいねーんだったわ!」

ユキ「てめぇ!!!」

激撃激「で、でもおっぱぃはそだてるゆめだったはず・・・」

ロドク「そうだ!今すごい状況だろ!」

激撃激「た、たしかに…」

ロドク「ところで!!」

激撃激「え?」

ロドク「その銃、火入れたままで発射しないで大丈夫なのか!」

激撃激「…あ。」

ボォン!!!

激撃激「ギャアアアアアアア!」

ユキ「ゲキくーーーーん!!」

死忘「暴発したぁああ!」

かてないさかな「はい、ボール落としたから3-1です。チッ」

ロドク「フハハハハハ!作戦勝ち…っておい今舌打ちした?」

死忘「ゲキーー!君が居なかったらどう戦うんだよー!!」

激撃激「すまねぇ・・・・おれではそのむねはそだてられない・・・がくっ」

死忘「失礼なこと言いながら気を失うなこら!てめぇ体の縞剥がすぞコラ!!」

ロドク「これでサーブはこっちに移る。しかもそっちは二人失った。一気に追い上げるぞ!」

ロドク「さて、サーブは誰に…」

ミルラ←男の娘で非力
糊塗霧隙羽←チビ
閃光騨←子供
エルモ←未知数だがバカ

ロドク「やべぇ!ロクなのいねぇ!くそ!スキキライだけで選ぶんじゃなかった」

糊塗霧隙羽「お前そんな事で…。というかどうする?」

ロドク「とりあえず普通に俺がいってみる…。その後、エルモかな」

糊塗霧隙羽「本当に任せられるのか…?そしてお前、出来るのか?」

ロドク「正直これまでのプレイがよく判らんし何もいえねぇ。あと俺はバレーあんま得意じゃねぇ」

※殺人ショットが飛んできて点が入ったりしただけなのでプレイングと呼べる事誰もしてない

ロドク「とにかく、打つぞ!てぇい!」

ミッキー「よし、任せておけ!分身レシーブだ!」

バババッ!ポンッ!

ロドク「ぬぉぉおお!?まるでテニヌのような動き…」

かてないさかな「ピピピー。ミッキーさん反則です。影武者を呼ばないでください」

ミッキー「チッ、もうバレたか。めざといなぁお前」

ロドク「うぅうおおおおい!本当に3人いたのかよぉお!」

ミッキー「僕一人しかいないなら、同時にいくつものイベントをこなしたりなんて出来ないのさ!ハハッ」

かてないさかな「反則で3-2。サーブは引き続きチームB」

ロドク「とりあえずはいい具合だ。次はシュタさん狙ってみるか…」

糊塗霧隙羽「狙えるのか?」

ロドク「わからん。まずまっすぐ飛ぶかすらわからんし」

ロドク「とりあえず、てぇい!!」

糊塗霧隙羽「おお!うまく奴の方へ!」

シュタイナー「破ぁっ!!」

スバァンッ

シュタイナー「フッ…私に斬れぬものはないのだ…」

トサッ…

死忘「主旨判ってんのかお前ぇえ!ボール切り裂いてどうすんだぁ!!」

かてないさかな「3-3。同点ですね。」

ユキ「うわー、かなりやばいよコレ…死忘どうする?」

死忘「思わぬハズレで足引っ張られまくりだね…」

ロドク「つーかボール亡くなったんだけど。どうすんだよ。お亡くなりになられたボールの代わり」

ユキ「ヤキムシでいいよもう」

死忘「ユキ姉!?」

ロドク「まぁ虫には痛覚ないっていうしな。」

糊塗霧隙羽「足とかもげて飛んでこないだろうなおい…」

ミルラ「やだあぁぁ!虫いやああ!」

ロドク「お前…アイツ一応ミルラを歓迎してくれた奴なんだけどな…とりあえずミルラ全力カバーな、コト。」

糊塗霧隙羽「私は戦力外だぞ。」

ロドク「あ、いい事思いついた。ミルラ、コトちゃん抱っこしてろ。で、ボール来たらボールに投げつけろ。」

糊塗霧隙羽「おい、それもうバレーじゃないぞ。」

ロドク「んなもん今更だよ!ほら、行くぞ!」

ロドク「サーブゥウウ!うわ!すっげぇ緩い球になった!」

ユキ「とれる!はい死忘パス!」

ポーン

死忘「よし、いっけー!」

ポーン

ロドク「やばい!早速ミルラの方に!」

ミルラ「てぇやぁあ!!」

糊塗霧隙羽「投げる事に躊躇ないのか…てい!」

バシィッ

かてないさかな「おぶっ!!」

ロドク「あ!やっと審判にボール当たった!しかしその勢いはとどまらずー・・・」

ぼちゃんっ

ロドク「水に落ちた。」

ユキ「って、ちょっとおおおお!それヤバイんじゃないの!?」

死忘「うわぁあああ!ヤキムシの火がぁあ!」

ロドク「別にアイツの火は消えても死んだりしねーから平気だよ」

糊塗霧隙羽「でも怖がってたって事は泳げないんじゃないか」

閃光騨「しずんでるね」

ミルラ「え、あ、ヤバイよ!?あれヤバイんじゃない!?」

シュタイナー「ここは私に任せろ!ひとっとびで行ってくるさ!」

パタパタパタパタ…

ふわー…

ロドク「おせーよ!!やっぱ頭のちっちぇ羽じゃ無理だよ飛ぶの!!ああもう”脚力の限界を放棄”!!水面走って助けてくる!」

シュパパパパパパパ!

シュタイナー「まてー!ここは私に任せておくんだー!」

ミッキー「往生際悪いなお前」

エルモ「あーれ?もう終わったのー?ハハァ!アハハハハ!」

糊塗霧隙羽「それどころじゃないから!頼むから空気読めよ!」

エルモ「空気に文字はかけないよぉ!ハハハァ!」

糊塗霧隙羽「イラッ」




その後、審判が見てなかったので最後のボールはどちらの点になるか決められず、結局勝負の行方は有耶無耶になりました。


つづく。


© Rakuten Group, Inc.